AdWordsの入札戦略について(CPC)

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AdWordsで広告を運用する際には、様々なことを意思決定していかなければなりません。どんな広告文にするか、キーワードはどうするか、ターゲットはどうするか。「入札戦略」もその中の一つではないでしょうか。

実際にお金が発生してくる大切な要素なので、適切に見極めて設定していきたいところです。今回は、AdWordsの中でも基本的な、CPC(クリック単価性)での入札戦略を考える上で大切な視点を解説していこうと思います。

 

 

 

目次

  1. 課金されるクリック単価と広告ランクの仕組み
  2. 品質スコアの向上
    1. キーワードの適正
    2. クリック率
    3. リンク先ページの品質
  3. 入札戦略に役立つ機能
    1. キーワードプランナー
    2. First Page Bid
  4. 最後に

 

1.実際に課金されるクリック単価と広告ランクの仕組み

入札単価を最適なものにするには、実際に課金されるクリック単価、並びに広告ランクが決定される仕組みを理解することが大切です。広告ランクとは、広告が検索結果ページのどの広告枠に掲載されるかを決めるときの指標です。広告ランクは高いランクを獲得できれば、より検索結果ページの上位に広告掲載ができるのでとても大切です。ではなぜこれら2つの仕組みを理解することが入札戦略を考えるうえで大切なのでしょうか。

単純に考えると、入札単価を今よりもうんと高く設定すれば広告ランクの向上が見込め、掲載順位を上げることができます。「なんだ、入札戦略って結局お金かけるだけじゃないか。」と考えてしまうかもしれませんが、実はまだ方法があります。それはクリック単価と広告ランクの仕組みに共通する指標、品質スコアを上げることです。品質スコアについて理解できると、クリック単価を抑え、且つ広告ランクを改善することが可能になります。では、順に広告ランク、実際のクリック課金額が決定される過程を見ていきましょう。

 

広告ランク= 入札単価×品質スコア

この品質スコアとは、広告がユーザーにとって有益かどうか、Googleによってランク付けされた指標です。キーワードの適正、広告のクリック率、リンク先ページの品質、といったことが品質スコアを判断する際の材料になります。この品質スコアが高いほど入札単価を低く抑えることができるのです。例えば、A、B二つの広告があるとします。入札単価はAが100円、Bが50円。品質スコアはAが4でBが10だったとします。このときのそれぞれの広告ランクを算出すると

 

Aの広告ランク 100(入札単価)×4(品質スコア)=400

Bの広告ランク 50(入札単価)×10(品質スコア)=500

 

となり、Bは、Aの入札単価の半分であるにもかかわらず、Aよりも良い広告ランクを獲得できるのです。品質スコアの重要性が理解できることと思います。では次に、実際に課金されるクリック単価の仕組みを見ていきましょう。

 

実際のクリック課金単価 = (掲載順位直下の広告ランク / 自社の品質スコア) + http://buytadalafilonline20mg.com 1

先ほども書いた通り、品質スコアが共通の指標として存在しています。そして、広告ランクもここでは影響してくるのです。もし現在自社の掲載順位が1位で、自社と他社の品質スコアが同じ5、掲載順位が自社の直下の広告ランクが100、だった場合の自社の実際のクリック課金額は

 

100(掲載順位直下の広告ランク)/ 5(自社の品質スコア)+1円=21円

 

となります。以上のことからお分かりいただける通り、品質スコアが高ければ広告ランクが上がり、さらに実際のクリック課金額が安くなるのです。仮に先ほどの例で、品質スコアが10だった場合の実際のクリック課金額は11円になります。なので、広告を作成する際に、品質スコアの高い広告、つまりユーザーにとって有益な広告に仕上げることを意識していくことが入札戦略に繋がるのです。

品質スコアの重要性を理解していただいたところで、次に品質スコアを向上させる方法を見ていきましょう。

 

2.品質スコアの向上

先ほど、品質スコアの判断材料として

1.キーワードの適正

2.クリック率

3.リンク先ページの品質

を挙げました。これらのポイントを抑えていくことが品質スコアの向上に繋がり、入札戦略を有利に行えるようになります。それぞれ順にみていきましょう。

 

1.キーワードの適正

 

広告文とその広告グループに登録したキーワードに適性があるかをチェックします。広告グループに登録したキーワードを広告文に入れると関連性が増し、品質スコアアップに繋がります。また、広告文にキーワードを挿入すると、太字で表示されるので、ユーザーの興味を引くことができ、次の項目のクリック率の向上にも繋がります。

 

2.クリック率

 

クリック率が高い、ということはそれだけユーザーに興味を持ってもらっていることを意味するので品質スコアに影響します。クリック率を上げるには基本的には、以下のようなことを行うといいと言われています。

 

①広告文に具体的な数字を入れる 

具体的に数字を入れることによって、ユーザーに情報が伝わりやすく。また信頼性のある広告と認識されます。たとえば以下の例を見てください。

例)

広告A

オリジナルTシャツなら○○へ。種類豊富、迅速に対応いたします。

 

広告B

オリジナルTシャツの○○。1000種類以上の中から、最短2日でお届け。

 

いかがでしょうか?広告Bの方がよりユーザーに情報が伝わりやすく、クリック後のページがイメージできるのではないでしょうか。

 

②広告表示オプションを使う

広告表示オプションを使うと、広告と関連のある情報が追加されるので品質スコアの向上に役立ちます。広告表示オプションとは以下の図の、ピンクで囲われた部分を指します。

入札戦略、広告表示オプション

 

上の図は広告表示オプションの、サイトリンク表示を行っています。サイトの様々なページを広告として表示できるので、ユーザーは、より求めている情報の載ったページへすぐに行き着くことができます。この他にも住所表示、電話番号表示などができます。自分たちのビジネス目標に合わせて最適なオプションを選びましょう。

 

 

3.リンク先ページの品質

これも非常に大切です。広告のリンク先のページに掲載されている情報の関連性と透明性、コンテンツの独自性、操作性などがチェックされます。Googleは、サイトを常に巡回してサイトの評価を行っています。これらの点を怠り、Googleに悪い評価を受けてしまうと品質スコアを下げられてしまいます。つまり、広告だけでなく、自分たちのサイトも常に良質なものにするよう努力することが入札戦略に効いてくるのです。広告とリンクサイト、双方を改良していくことが大切になります。

ここまで広告ランクの仕組みについて、品質スコアを中心に見てきました。では次に、広告ランクのもう一つの要素、そして今回のテーマである入札単価の決定する際に便利なAdWordsの機能についてかいていきます。

3.入札戦略の役立つ機能

入札戦略を考える

 

入札単価を決めるにあたって、AdWordsの便利な機能を2つ紹介したいと思います。

どちらも有効に使うことができれば入札戦略をスムーズに行うことができます。

 

 

  • キーワードプランナー

こちらの機能を使うと、ある特定の語句の月間検索ボリュームを調べられたり、キーワードの掲載結果予測を調べられます。競合との競争レベルが高いか低いかなどもしることができます。また、予算計画や予測データを取得できる為、入札単価の決定に非常に役立つ便利なツールです。以下が実際の画像です。

キーワードプランナー

ピンクの下線部分をクリックし、必要な情報を入力すると、それぞれ知りたい情報を得ることができます。キーワードプランナーは、AdWordsアカウントにログインし、上部メニューの「運用ツール」をクリックし選択することができます。AdWordsユーザーなら誰でも無料で利用できるものなので、積極的に使っていきましょう。

 

  • First Page Bit

First Page Bidとは、ユーザーが検索した語句と、自分たちが登録したキーワードが完全に一致した場合に、検索結果画面の最初のページに広告を掲載するために必要になると予測されるCPCの見積もりを知らせてくれる機能です。これはキーワードの品質スコアも考慮されたうえで見積もりを算出してくれるので、入札単価だけでなく、品質スコアの改善を検討する際にも役に立つ指標です。First Page Bidの見積もり額があまりにも高い場合は、そのキーワードの品質スコアを疑うことも視野に入れましょう。また、この見積もり額を満たせば必ず検索結果の最初のページに広告が掲載されるということはありません。あくまでも参考とし活用するようにしましょう。

 

 

 

 

4.最後に

いかがでしたでしょうか。入札戦略といっても、単に価格を引き上げれば良い結果が得られるわけではない、ということがお分かりいただけたと思います。広告ランク、品質スコア、クリック率など、様々な指標が絡んできます。これらの指標の向上に気を取られてしまうかもしれませんが、ここで大切なのは、各指標を上げるための共通要素としてユーザーにとって有益か、という点を見失わないことです。データとして見やすい指標を上げることももちろん大切ですが、その先には、ユーザーに有益な情報を伝える、という大きな目標があることを忘れないようにしたいです。このプロフェッショナルマインドを常に心に留めて広告・サイト運用を行っていきたいです。適切な広告運用