マーケティング3.0とは:時代に即したマーケティングを行うために

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消費者のニーズを読み取り、商品・サービスをいかに消費者に伝え購買に繋げるか、これはビジネスをする上で大切であると思います。そして、この方法を考え実行することがマーケティングであると思います。ニーズは消費者によって様々あるので、マーケティングも様々な方法が存在しています。マーケティングの良し悪しは、会社の売り上げに影響してきますから、マーケティングについては常にアンテナを張って情報収集しておきたいですね。今回はそのマーケテイングの中でも、最近注目されている「マーケティング3.0」というものについて、書いていきたいと思います。

 

 

 

 

目次

  1. マーケティング3.0とは?
  2. マーケティング3.0に至るまでの経緯
  3. 最後に

 

1.マーケティング3.0とは?

 

マーケティング3.0とは、マーケティングの神様とも言われているフィリップ・コトラーがソーシャル時代の現在に対して提唱した概念です。そのコンセプトは「どんな社会にしたいか」です。いきなり言われるとなんだか想像しにくいですね。製品を売るためのマーケティングなのに「社会」とは話が少し大きいような。このコンセプトとはどういうことなのか、なぜ提唱されたのか、マーケティング3.0に至るまでの経緯を知ることで理解していこうと思います。

 

 

 

2.マーケティング3.0に至るまでの経緯

マーケティング3.0は、名前からもわかるように、その前のモデルとして

マーケティング1.0、マーケティング2.0があり、それらを元にした概念です。

これらのマーケティング概念は、その時々の市場背景と共に変化し、現在のマーケティング3.0に行きつきました。なぜなら、消費者のニーズが市場背景によって変わるので、それに合わせて企業も対応していかなければならないからです。では、マーケティング概念が変化してきた経緯を自動車に例えながら簡単に説明していこうと思います。

 

自動車が開発された当時

自動車が開発されてからフォードが販売をし始めた頃。フォードは、自動車を製造すればするだけ購入してもらえました。まだ自動車が市場にあまり出回っておらず、誰もが欲しがりました。まだマーケティングの概念が存在しない段階です。

 

 

マーケティング1.0

しかし次の段階へ進みます。製品中心のマーケティングの到来です。フォード以外にもGMや、日本のトヨタ、ホンダが出てきました。競合同士で競争が始まったのです。各社ともにコストを下げたり、機能を高めたり、自社の製品を購入してもらえるように努力しだしました。もちろんフォードも負けていられません。マーケティングの有名な言葉の4P(プロダクト、プライス、プレイス、プロモーション)が出てきます。ですが、まだまだ自動車を欲しがる人は多いので良いものを作れば購入してもらえる段階です。

 

マーケティング2.0

競争が進むにつれて次の段階に移りました。顧客中心のマーケティングに突入です。様々なメーカーが競争を行うようになったおかげで、ある程度自動車が世に出回り、消費者は様々な製品の中から自分の好みに合うものを購入するようになります。そこで自動車メーカーは、消費者の好みに合わせるようになりました。市場を分析し戦略を練るようになります。値段を重視する顧客、品質を重視する顧客、デザインを重視する顧客などです。マーケティング用語のSTP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)に該当します。ベンツを購入する顧客もいれば、軽自動車で十分な顧客もいる、といった具合です。市場のどこにポジショニングし他社と差別化するかが大切な段階です。また、顧客を他社に奪われないよう工夫を惜しみません。

 

マーケティング3.0

市場はさらに変化し、ついに価値主導のマーケティング時代になりました。社会、世界をより良いものにしていこうというものです。差別化は飽和状態になり、大して品質に差が出ないようになりました。どこも自動車がほぼ出回り、供給が需要を上回っているからです。さらに、SNSなどの普及により、消費者は情報を手軽に共有できるようになりました。消費者は賢くなり、消費者同士の口コミが購入を促すようになりました。私たちの行動がより重要な位置づけになったのです。品質に差がない消費者は、より価値が高く、ストーリー性のある製品を購入するようになりました。例えば社会貢献などが当てはまると思います。なので、現在の消費者は、HV自動車など、より環境に優しい車種を好むようになりました。品質に加えて、社会的価値を重視するようになったのです。

http://cialisonlinecanadastore.com/

このように、マーケティング3.0は、消費者と企業で、より良い社会を目指すことでビジネスを展開しようと提案しています。今後は、製品や消費者のことだけを考えるのではなく、さらに社会に対してさらなる付加価値を生み出していくことが大切なのですね。

 

3.最後に

 

このように、マーケティングは時代背景と共に歩んできました。マーケティング1.0では、

「製品中心」。マーケティング2.0では、「顧客中心」。現在のマーケティング3.0では、「価値中心」と時代の流れと共に変化してきました。しかし、ここで大切なのは、現在マーケティング3.0が注目されているからと言って、マーケティング3.0の概念だけを考えていてもビジネスは成り立たないということです。マーケティング1.0、2.0が土台としてあり、さらにその上に3.0が成り立っているからです。社会的価値が重視されているからと言って、競合との争いが一切無くなるわけではないからです。

これまで述べてきたマーケティング概念の変化を理解し、

顧客ニーズに沿った良質な製品やサービスを提供することを前提に環境への取り組みやストーリー性による社会的価値を考えたビジネスを展開していくことがこのマーケティング3.0の時代に沿った考えだと言えるでしょう。

 

マーケティング3.0の時代