初心者の方へ!そもそも「リスティング広告」とは?

「リスティング広告」というインターネット広告をご存じでしょうか?

企業のWeb担当者でない限りほとんどの方にとって馴染みのない言葉だと思いますが、インターネット普及率が80%を超える現代の日本において、有効な集客手法として活用されています。

今回は、弊社のメインサービスの一つでもある「リスティング広告」について解説していきたいと思います。

 

1.リスティング広告とは

 

リスティング広告は、実はそれをご存じない方でも、既に日々よく目にされています。

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、あるキーワードの検索を行った際に、検索したキーワードに関連して検索結果の画面に表示される広告のことを言います。

掲載される位置は、次の図の赤い枠内の部分になります。

 

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リスティング広告は、主にGoogleとYahoo!にて提供されているサービスです。

Yahoo!プロモーション広告

Google AdWords 

 

検索結果画面には、リスティング広告とオーガニック検索(自然検索)結果が表示されます。

オーガニック検索部分では、広告出稿をしていない通常のサイトが表示されます。ここで上位に表示されればクリックされる可能性が高まり、結果として会社の収益につながります。

しかし、オーガニック検索で上位にあがるためには、SEO(Search Engine Optimization)と呼ばれる特別な対策が必要となってきます。そのような専門的な施策なしに、払った金額に応じて検索結果ページの上位に自分のサイトを載せることができるサービス、それがリスティング広告です。

尚、リスティング広告は、正確に言えば、上図のように検索結果に表示される検索連動型広告と、他のサイトやブログなどに掲載されるディスプレイ広告の2種類に分けることができますが、今回は、検索連動型広告について詳しく述べていきます。

 

2.リスティング広告の仕組み

続いて、リスティング広告の仕組みについてお伝えします。

クリック課金制広告

リスティング広告にはいくつか料金設定の種類がありますが、基本的には「クリック課金制」と呼ばれる課金方法が使用されています。

この課金方法は、広告を表示させる段階ではお金がかからず、広告がクリックされて初めて料金が発生します。

オークション制で掲載順位が決まる

リスティング広告が掲載される位置は、1回のクリックに対していくら払うか、という入札金額によって決定されます。

たとえば、「チョコレート」というキーワードでA社とB社の二つの広告があるとします。A社は入札金額を10円、B社は入札金額を5円に設定していたとすると、A社の広告がB社の広告より上に表示されます。このとき、もしA社の広告がクリックされたならばA社は5円より1円高い6円を、広告料金として支払います。

 

3.リスティング広告のメリット・デメリット

 

リスティング広告についてなんとなくイメージができてきたでしょうか。テレビや紙媒体などの広告に比べて、リスティング広告には以下のようなメリットがあります。

 

①ターゲットを絞って広告を表示できる

リスティング広告を利用すれば、キーワードを指定して出稿できるので、そのキーワードに関心の高いユーザーに絞りアプローチできるため、高い広告効果が期待できます。

たとえば、ユーザーAが東京でマンションを借りたいと考え、検索エンジンで「東京 マンション」と検索したとします。その場合、検索結果のページには「東京」「マンション」をキーワードとして登録したリスティング広告が表示されます。このように、その広告の内容に興味のあるユーザーにのみたいして広告を表示することができるため、効率的に顧客になる可能性の高いユーザーにリーチすることができます。一般的に、検索結果の上のほうに表示されればされるほどクリックされる可能性も高くなります。

また、リスティング広告では広告を表示する地域や時間帯など細かな設定を簡単にできます。細かく条件を指定することによって広告を見てほしいユーザーにのみ広告を表示することが可能になり、その結果広告から商品の購入につながるなど高い収益率が期待できます。

– 設定できることの例 –

  • 関東圏に住む人だけをターゲットとしているため関東圏でのみ広告を表示する
  • 学生をターゲットとしているため夜9時から深夜1時までのみ表示する

 

②低コストで始められる

クリックされなければお金がかからないため、ちょっと試してみよう、と気軽に始めることができます。また、キーワードごとにだいたいいくらといった目安はございますが、任意に広告の値段を決定することができるので、少ない予算からでも始めることができます。一か月の予算が登録でき、その予算を超えた場合は自動で広告が表示されなくなるため、広告費がいつの間にか予算を超えていた、ということも起こらず安心です。

 

③数値で把握できるため、管理しやすい

広告管理ツールと呼ばれる管理画面で、様々なデータを見ることができます。たとえば、

・何回広告が表示され、そのうちの何回クリックされたのか。
・どのようなキーワードからその広告にたどり着いたのか。

などがデータとして蓄積されます。
このようなデータを分析することによってより収益性の高い広告に改善することができます。

 

一方デメリットとして以下のことがあげられます。

①宣伝範囲が限られる

メリットであげたように、ターゲットを絞って広告を表示できるということは逆に広い範囲で宣伝することには向いていないということです。もともとその広告の内容に興味のあるユーザーの人にしかリーチできないため、広く認知度を高めたいと思っている方には向いていません。

 

②細かい設定や日々の地道な管理が必要

メリットでも申しました通り、キーワードや広告を表示する地域などの細かい設定をすることが可能です。その分、最大限効果を上げようと思ったらそのように細かい設定をきちんと検証していくことになり、相当の時間と手間をかけなければなりません。気軽に始められる一方でこだわり始めたらきりがないのですね。

 

4.リスティング広告を始めるにあたって

キーワードの選定

リスティング広告を利用する際にまず考えなければならないことは、キーワードを何にするかです。検索ボリュームがある程度あって、広告の内容にマッチしているキーワードを設定することが、高い広告効果を出すために重要になってきます。

広告文の作成とサイトの見直し

もう一つ気にしなければならないのが、ユーザーを引き付ける魅力的な広告文にすることです。キーワードは太字で表示されるため、ユーザーの注意をひきやすいです。そのためキーワードを入れつつユーザーが興味をひかれる情報を盛り込んだ広告文にすることが重要です。また、サイトの内容と広告文との間にギャップがあり、ユーザーの求める情報が提供できなかったということにならないよう定期的にサイトの見直しを行うことが大切になります。

 

5.まとめ

いかがでしたか。リスティング広告について少しでも疑問が解消されましたでしょうか。
最後にポイントをまとめます。

 

①リスティング広告とは、GoogleやYahoo!が提供しているインターネット上の広告のことで、1クリックの価格を自分で設定することができ、また料金がかかるのは原則クリックされたときだけである。
②メリットとして、ターゲットを絞って表示でき、低コストで始めることができ、分析・管理しやすいことがあげられる
③デメリットとして、宣伝範囲が限られ、細かく設定できる分地道な管理が必要だということがあげられる
④キーワードの選定が特に重要である

 

リスティング広告は複雑な部分も多く、最近では競合も増加傾向にありますが、適切に活用することで、大きな集客効果を上げられるものですので、ぜひ有効に活用してください。